吹奏楽コンクールの審査について
顧問の教え子が今年度の吹奏楽コンクールの審査員になっているのですが、顧問が所属する学校の点数を必ず一番低くするそうです。
その審査員さえ高ければ上位大会にいけたと言うときもあったそうです。
そういう人は言うまでもなく、審査員に相応しくないですし、音楽家としてどうなの?と思います。
公平に接しない音楽家。吹連に言いたいくらいです。
私たちの頑張りを自分の都合で潰すのはどうなのでしょう? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
回答
私が事務局をやっていた時は利害関係のある方は審査員から極力外していただいてました。
例えば、特定の学校に講師として指導に行っている方などは外します。
しかし地区大会あたりだと日程が重なり、そうもいかないことも若干ありました。
でも審査員の方たちも心得ていて、特定の学校が有利になったり、不利になるような特別扱いはしないものです。
本当にそれは事実ですか?
得点公表されてますか?
確認してください。
それから、多くの大会で採用されている採点方法なのですが、上下カットをすることがあります。
シンクロナイズドスイミング (現アーティスティックスイミング)やスキージャンプの飛形点で使われている採点方法です。
その団体に1番高い点数を付けた審査員の点数と1番低い点数を付けた審査員の点数をカット(なし)して合計点数を出すやり方です。
例えば、
審査員A 80
審査員B 85
審査員C 79
審査員D 80
審査員E 82
審査員F 75
審査員G 80
とすると
1番高い点数の審査員B85点と1番低い点数の審査員F75点の2つの点数をカットして合計します。
この時点で極端な点数はカットされます。
するとこの学校は401点となります。
各校の点数を上から順番に並べて、おおよそ3対4対3の割合で金銀銅を選出します。
代表選考は金賞受賞校より規定の数を投票により選出します。
私の県では過半数を超えるまで何回か繰り返してます。
点数や審査員の数については大会ごとに微妙に違いがあります。
しかしながら、恣意的に特定の学校が有利になったり、不利になるようなことが起こらない採点方法になっています。
代表選考では1票の差がとても大きくなりますが、金銀銅にはそれほど影響してないハズですよ。
質問にあったことが事実であれば、キチンと文書にて顧問の先生を通して事務局へ申し入れをするべき件です。
でも多分、生徒の思い込み、噂のレベルじゃないでしょうか?
結局、上手ければ、代表には選ばれるし、極端な点数を付ける審査員は周りからおかしいという声が上がるものです。
そういう特定の学校に偏りがある審査をする
審査員は次から呼ばれなくなります。
厳しいこと書くけど、実力だと思いますよ。
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