質問
【ホルンの音が出ません!】
高校から吹奏楽部を始めました。
初心者ってこともあり、希望が少ないホルンという楽器を任されました。
知らない楽器でしたが、音はとても好きです。
ですが、希望が決まって1週間経ちますが、全く音が出ません。
出てもおならのような音がします。
先輩達も時間があったらアドバイスをくれますが、忙しくてつきっきりは難しいです。
ホルン向いてませんか??
初心者って普通どれくらいで音が出るようなものなんでしょうか?
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【スガイの回答】
ホルンって管が長いのを巻いてるの。
管が長いということは息を入れるのが大変です。
しかも他の楽器よりパイプが細いから抵抗感が強いので息が入りにくいんですよ。
ホルンってどんな楽器か考えてみて!
山の上で吹くアルペンホルンってあるけど、あれの管を巻いてるみたいなもの。
アルペンホルンって山の上から谷を挟んで反対側の山の上にいる人に合図送ったりするための楽器
それからホルンがなぜベル(朝顔)が後ろ向いてるのかと言うと狩りで馬に乗って右手は手綱持って、左で楽器持って、獲物見つけたら後ろの人に教えるためなんですね。
ということは遠くへ音を届けるための楽器です。
それだけ息の量もいるワケです。
だけど管が細いから、よっぽどしっかり息を入れないとちゃんと鳴ってくれないんですね。
なんの楽器でも音を出すのは大変ですが特に大変な楽器です。
まずは何でもいいので音を出す練習するしかありません。
1ヶ月くらいはかかるかも。
逆にいきなり音が出ちゃうような楽器、例えばサックスなんか誰がやってもすぐに音が出るんですが上達するのはとても難しいです。
大丈夫ですよ。
ホルンって最近どこの学校でも不人気みたいで、アメリカでもそうらしくて、だから作曲家たちはホルンに美しいメロディーやソロを書くんだそうです。
ということはめちゃくちゃ美味しい!
吹奏楽だけじゃなくてオーケストラでもかっこいいよ。
・チャイコフスキー
交響曲第4番第1楽章
交響曲第5番第2楽章
「くるみ割り人形」から「花のワルツ」
・ブラームス
交響曲第1番第4楽章
・ワーグナー
タンホイザー序曲
・ストラヴィンスキー
「火の鳥」から終曲
・ショスタコーヴィチ
交響曲第5番第4楽章
等々
時間あったら聴いてみて!
それにホルンの音色って英雄ですよ。
だからカッコいい。
最初は大変ですが、諦めないで頑張って!
英雄の道は辛く厳しく孤独なのです。
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