【質問】
ホルン経験4年の者です。
部活の顧問に、狭い音がすると言われました。
これでも、喉は開けているし、歯の間が狭い訳ではありません。
何が原因なのでしょうか。
もっと太くてふくよかな
音だと言われるのですが、イメージはあっても、その音に全然近づけません…
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【回答】
狭い音がするというのは多分、音が窮屈な感じということだと思います。
ズバリ!
太い息がしっかり楽器に入っていなくて、楽器が芯から鳴っていないんだと思います。
私が見てきた中高生のほとんどの子が息が浅いし、支えが出来ていないので、楽器がちゃんと鳴っておらず、力任せに吹いてることが多いです。
物理的に(数字的に)大きな音になっていても豊かな音になっていない子がとても多いです。
そういうのを狭い音と言うのではないでしょうか?
喉が開いていても、顎引いていたら全く意味ないです。
①姿勢(フォーム)の見直し
下半身でしっかり支えて、上半身は楽にします。
口と喉を楽にして、横隔膜(お腹)と繋げます。
②アンブッシュア、アパチュアの確認
③ブレストレーニング
④ロングトーンによる音階練習
真っ直ぐ太い息を楽器に入れられるように
芯から楽器が鳴るように
豊かな音づくり
●狭い窮屈な感じの音だと音が遠くに飛んでいきません。
結果として尖った音になりがちで音が硬くなります。
そうなると他の楽器と共鳴しません。
共鳴しないと倍音が豊かになりません。
結果としてコンクールで審査員が求めているような美しいサウンドにはなり得ません。
ロングトーン練習してください。
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